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紀ノ川の水質環境SOS

   
請 願 書

平成16年3月20日

国土交通大臣 石原伸晃 殿
農林水産大臣 亀井善之 殿
環境大臣   小池百合子殿
和歌山県知事 木村良樹 殿

関係各位        殿

紀ノ川の水質環境についてのSOS

1昨年来 紀ノ川の水質環境・SOS・SOS・SOSを発してきました。昨年は、下記別添の、誠意ある和歌山県知事のご返事を頂き一応の安心を致しておりましたが、この行為を裏切る国の行政に対し激しい息道理を覚えるものであります。
河川は、春先には多くの魚類が遡上し、夏には上流で豊富な栄養を摂取して河川の水をきれいにしながら成長するもので、河川の水質環境浄化のかなめであります。
最近特に、紀ノ川の水質環境が悪化し、子魚がめっきり減り、うなぎ等居なくなりました。叉、川魚の味も悪くなりました。
紀ノ川の流域には多くの堰やダムがあり、形だけの魚道が設置されているが、遡上する魚介類には多くの種類があり、また、遡上時期も違います。

紀ノ川に生態を取り戻し、水をきれいにするためには魚道の役割が大切であります。
昨年、国土交通省によって、紀ノ川の河口大堰が出来、本流の流れを締め切って久しい。
この代替補償施設として、両岸には其々3つのタイプの魚道が設置されています。
�@  鯉や鰻等の大型や成魚に対応の垂直式はにかむ型魚道
�A  鮎等の溢流階段型魚道
�B  ごり、どじょう、ずがに等の浅瀬型魚道
ところが、殆んどの魚道には、水が流されていません。
水の無い、干し上げられた形だけの魚道は魚道とはいえません。紀ノ川大堰の建設に伴って最も危惧していた事柄で、人が自然を破壊する、大きな落とし穴であります。
私達は、紀ノ川の河口堰建設には、あえて反対表明をしてまいりませんでしたが、紀ノ川の本流の水を堰き止め、代替施設として設置された魚道の水を干し上げるなら、紀ノ川の水質環境や生態環境を守ために、即刻、紀ノ川河口大堰は開放すべきであると考えます。
河川の水質環境を維持する為には、魚道の水は死守すべき性格ものであります。
叉、現在、魚道の遡上口には、遡上する稚魚や小魚をえさにする獰猛な鯉、鱸、ぼら等大型魚がたむろしており、遡上する魚類の妨げとなっています。

さらに、岩出井堰については、農林省により、昨年6月左岸に、新しく魚道が設置されましたが、完成した魚道は鉛直のはにかむ式魚道で、普通は水深が深く、鯉やうなぎ等の大型の成魚対応の魚道で、上流の流入口にはごみがたまり、流入口がせまく、水深が深い為、遡上する稚魚はバスなどの格好の餌場となっています。
また、右岸にある溢流式魚道は干し上がって久しく、和歌山県知事は『紀の川の水位が下がると、堰に設置している魚道に水がうまく流れないと』言い。田植え水をせき止め、水位が上がると水が魚道に乗る。と説明するが、(この時はすでに3.4.5月の遡上シーズンが過ぎている。)また、なぜか豊水期にも水が流れされていません。
おいしい紀ノ川の鮎が取れすぎると、養殖の鮎が売れないので、漁獲調整をしていると言う、紀ノ川を遡上し、水をきれいにする魚類は鮎だけでありません。もしこのような疑義があるとすれば、紀ノ川の水質や生態環境を犠牲にした大きな問題で、魚道の一元的な管理を望むものであります。 干し上げられた溢流式魚道は税金の無漸使いで、速やかに改善すべきであると考えます。魚道の取水口を下げ、補強をすればよいことで、巨額の工事費や工期を要する問題でないと考えます。
さらに、現在岩出井堰の下流部で大量の大型コンクリ−トブロックの水中投入が行はれています。コンクリ−トのあくが遡上する稚魚や下流の生態に大きな影響を及ぼすもので即刻中止をお願いいたします。(新しいコンクリートブロックは一般に1.2年戸外で曝して使用すべきであります。)
また、農林省により、魚道口に網をかけて、3月〜8月までの長期にわたり、溯上全数捕獲調査を行っています。魚道は、紀ノ川全域をつなぐ唯一の水路で調査という名目であれ、このような溯上全数捕獲調査は、自然環境を破壊する無謀としか言いようが無く、すでに和歌山県知事の許可も得ていると言う、再考をお願いしたいと考えます。
これらについては、莫大な公共事業費を費やしながら、危機管理の怠慢や自然の生態環境保全に逆う、紀ノ川の水質環境に対する大きな背任行為であると考えます。
既に、現在は春であります。紀ノ川の生態が動いています一刻の猶予もありません、国土交通省、農林水産省及び監督官庁はこれらの問題を速やかに改善し、国民にわかる形でご回答をお願いするものであります。
 
NGO「海洋の空(UTSURO)」研究グループ
(紀ノ川の水質環境を守る会)
代表者  赤井一昭
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